食料システムサステナビリティ課題解決プラットフォームのご案内
- 名称
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食料システムサステナビリティ課題解決プラットフォーム Sustainable Food System Platform
略称食サス
- 目指すもの
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昨今の国内外の食をめぐる情勢の中で、食料システムの関係者による食料の持続的な供給のための取組が求められています。特に環境・人権や栄養といったサステナビリティ分野においては、地球温暖化等に対応するための脱炭素の取組や人権の尊重、また健康的で栄養面に配慮した食品の提供等について、機関投資家を含むステークホルダー等からも一層積極的な対応が求められています。
また、地方の食品産業においても、少子高齢化・人口減少の下で国内の市場が縮小する中、収益性の低さ、労働力不足、付加価値を生み出すための商品開発力や投資余力が乏しいといった経営課題に加え、サステナビリティ課題への対応も求められています。
こうした動きへ対応するためには、川上から川下までのサプライチェーンの管理や消費者の理解醸成等、個社による取組では困難かつ非効率な課題が多いことから、食料システムの関係者での議論を深め、官民や企業間で連携して対応していく必要があります。
このような状況を踏まえ、令和7年度より食料システムサステナビリティ課題解決プラットフォーム(通称:食サス)を設立し、サステナビリティ課題について深掘りし、より緊密に官民が連携した検討を行っていくことにより、食品産業の課題解決につなげることを目指していきます。
- ご参加頂けるメンバー
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食品産業及び農林水産業に関係する組織であれば、幅広くご参加いただくことができます(規約をご参照下さい。)。
- 企業
- 業界団体
- 教育・研究機関
- 金融機関
- 地方公共団体
- 非政府組織、非営利組織、任意団体
- 経費
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会費はいただきません。
食サスが提供するサービスは無料でご利用いただけます。
- 食サスの活動と参加メリット
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- 食品産業の課題について理解し、課題解決に有益な知見を共有するためのセミナーに参加いただけます。
- サステナビリティ課題解決策について討議を行う検討会・ワーキンググループを開催します。テーマによっては会議に参加していただいたり、検討結果等を還元します。
- メールやHPによって調査レポートや最新の政策情報を提供します。
- 農林水産省とつながり、抱えている課題や解決策についての要望を伝えることができます。
食サスのイメージ図

規約
規約は下記のページをご参照ください。
取り上げるテーマ
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環境・人権、栄養といったサステナビリティ課題について
(「気候変動」、「ビジネスと人権」等食品企業が直面する課題について議論) -
その他食料システムをめぐる課題について
(例:食料安全保障、食の安全・安心、食品表示、持続的な物流、生産性向上等) - 事業承継等地方中小企業の直面する課題について 等
事務局
農林水産省大臣官房新事業・食品産業部 企画グループ
運営事業者
一般財団法人食品産業センター
〒102-0084 東京都千代田区二番町5-5
幹事団体
- 一般財団法人食品産業センター
- 一般社団法人日本惣菜協会
- 一般社団法人日本食品機械工業会
- 公益財団法人食品等流通合理化促進機構
- 一般社団法人日本加工食品卸協会
- 一般社団法人日本スーパーマーケット協会
- 一般社団法人日本フードサービス協会